南アフリカで再開された再生可能エネルギー購入プログラムで落札したプロジェクトの約50%が開発上の困難に直面していると政府筋2人がロイター通信に語り、電力危機に対処するために風力や太陽光発電を活用する政府の取り組みに課題が生じている。
南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領は、老朽化したエスコムの石炭火力発電所が頻繁に故障し、住民が日常的に停電に見舞われ、南アフリカの設備容量は4GWから6GWのギャップに陥っていると述べた。
南アフリカは6年間の休止期間を経て、2021年に風力発電施設と太陽光発電システムの入札を実施し、100社を超える企業やコンソーシアムから強い関心を集めた。
第5回再生可能エネルギー入札発表は当初は楽観的だったが、再生可能エネルギープログラムに携わる政府関係者2人は、入札予定の再生可能エネルギー2,583MWのうち、実現しそうなのは半分だけだと語った。
彼らによれば、イカムバ・コンソーシアムは記録的な低価格で12件の再生可能エネルギー・プロジェクトを落札したが、現在、困難に直面しており、プロジェクトの半分の開発が停滞しているという。
再生可能エネルギーの入札を監督する南アフリカのエネルギー省は、ロイターからのコメントを求める電子メールに返答していない。
Ikamvaコンソーシアムは、金利上昇、エネルギーおよび商品価格の上昇、COVID-19の発生に伴う関連機器の生産遅延などの要因が期待に影響を与え、再生可能エネルギー施設のコストが第5ラウンドの入札価格を超えて高騰したと説明した。
入札で落札された再生可能エネルギープロジェクト計25件のうち、一部企業が資金調達上の障害に直面したため、実際に融資を受けたのはわずか9件だった。
エンジーとムリロのプロジェクトは9月30日までに資金調達の期限があり、南アフリカ政府当局はこれらのプロジェクトで必要な建設資金が確保されることを期待している。
イカムバ・コンソーシアムは、同社のプロジェクトのいくつかは準備が整っており、今後の進め方を探るために南アフリカ政府と協議中であると述べた。
民間投資家が電力生産量の増加を目指すプロジェクトを支援する中、送電容量の不足は南アフリカのエネルギー危機対策における大きな制約となっている。しかし、コンソーシアムは、各プロジェクトに割り当てられる予定の送電容量に関する疑問を未だ解決していない。
投稿日時: 2023年7月21日